お年寄りというものは好く愚痴を漏らす。
此の「屁放き爺さん折節のお話」と題したお話輯は、已に高齢者医療自己負担割合一割を迎えた筆者の日々の繰り言、ろくでもない愚痴話、ふと思い付いた話題、図書館に出掛けて偉そうに書物を読んでいる振りをして知った事共等々を集めた文集である。取り留めの無い事夥しい。尤も、お年寄りが偉そうに語る事共はそう言ったもので在ろう。
「今時の若い奴らは・・・・」と白目を剥く事があるが、其れは、筆者等爺さん方が若い頃に大先輩達から言われた事の裏返しに過ぎない。
斯くして時代が進み、一つの世代が終わって新しい世代が遣って来る。一つの時代が終わって次の時代が始まる。「夜が明けて陽はまた、昇る」ので在る。
愚痴話無題輯”昔は好かった!”
或る名僧の破戒???
「屁放き爺さん折節のお噺」輯
中国触れ合い旅